ブラタモリ 国宝松江城の歴史と宍道湖の秘密 ……2015.8.1
2017/10/02
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ブラタモリ 国宝松江城の歴史と宍道湖の秘密。
この記事は、松江に関する備忘録です。ブラタモリ松江編のまとめは、リンク先の記事をご覧ください。
参考:ブラタモリ松江のまとめ(外部サイト)
松江の基礎知識
・松江市は宍道湖沿いにある山陰地方最大の都市。東側にある米子市と一体化した経済圏を築いている。宍道湖や川(大橋川)に象徴されるため水の都と称される。
・縄文時代の遺跡も存在。奈良時代以降は大陸の影響を受け栄えた形跡がある。
・松江は湿地帯で江戸時代初期までは寒村と呼ぶに相応しい様子だった。当時は月山富田城という山城が築かれていた。防衛に固いものの交通が不便で、関が原の戦いの後1607年から大工事となった松江城の築城が始まり城下町が整備される。
・2015年に松江城の天守閣は国宝に指定。姫路城、彦根城、犬山城、松本城に続いて5番目。ちなみに最後に指定された松本城、松江城は多少珍しいため人気がある黒い城。黒い城は、豊臣秀吉の大阪城に倣ったと言われ技術的には白(=白漆喰)より易しく経済性や耐久性に優れる。
・本丸の周辺を町屋が囲み、東側の埋立地北田、南田に中級武家屋敷が並ぶ。この地区は碁盤の目のように計画的に整備された。
・一方、南側の白潟地区(=築城前からの高台で人口があった)、西側の外中原地区などでは、複雑な丁字路、鉤型道、袋小路が張り巡らされ、見通しが利かないように工夫されている。
・大橋川の南側には寺町などがあり、東側は浅瀬や沼地が広がり藩主の鷹場であった。明治末期に松江駅が開業。
・最も南の雑賀町は足軽鉄砲隊を構成する下級武家屋敷の町で、付近を横断する山陰道の防衛の拠点だった。
出典:松江城と武家屋敷(お堀をめぐる小舟が名物)
・本丸の北側にある塩見縄手通りが観光の拠点。県都であり城下町は近代的に様相を変えているが、下級武士の町須賀町は比較的面影を残す。
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